チャペルでの挙式は永遠に女性の憧れです

子供の頃に見た白雪姫やシンデレラの影響を受けたからでしょうか、親御さんの世代も含めて、日本の女性はチャペルでのウェディングにとても強い憧れを持っているようです。確かにチャペルウェディングの経験者として、また参列者として思い出してみますと、チャペルでのウェディングには新婦や新婦の両親にとって忘れがたい感動する場面が多く、思い出すだけで涙することがあります。まず、最初に新婦の母が行うベールダウン。その時の母と娘の会話や仕草は参列者に感動を与えるインパクトが非常に強いです。

続いて、新婦の父と共にバージンロードを歩くのですが、娘を持つ男親に感想を聞くと、自分の娘の事をどうしても想像してしまい、ついつい涙腺が緩んでしまうとのことです。いわんや、新婦の父はどれだけ感動して緊張しているでしょうか。考えただけでこちらがウルウルとしてしまいます。そして誓いの言葉や、指輪の交換と、二人にとって本当に神聖な時間が流れていきます。

一連の式が無事に終了して、退場する際にはフラワーシャワーで見送られ、参列者から心温まるお祝いの言葉をいただきながらチャペルから退出する。本当に幸せを目いっぱい感じられる時間なのだと思います。とは言いながら、神前結婚式なども非常に厳かで、実際に神社の神殿で執り行われる式に参列するととても凛とした気持ちになります。結局、チャペルの方が良いとか、神前の方が良いとかの話ではなく、結婚式を挙げる二人の気持ちに一番フィットする場所を選べば良いという事だと思います。

お二人にとって、いつまでも思い出に残り、二人を慈しみ育んできたお二人のご両親にとって思い出深い挙式となるように慎重に式場選びは行ってください。